主要ラケットメーカーの特徴【後編】

前回に引き続き、完全に個人の主観ではあるが各ラケットメーカーの特徴を紹介していく。 前編は国内のメーカーを紹介したが、後編では海外のメーカーを紹介していく。

主要な海外ラケットメーカー
1. バボラ
2. ウィルソン
3. ヘッド
4. プリンス
5. テクニファイバー



1. バボラ 〜パワーのあるラケットで世界を席巻〜
黄金スペックの元祖ピュアドライブを筆頭に、ハイパワーの扱いやすい競技系ラケットを作るメーカーという印象である。   また、新しいラケットが出ても大きく旧型と変化せず、細かい改良を加えるマイナーチェンジであることが多いのが特徴。 その上モデルチェンジの周期が3年と長い(他のメーカーは大体2年周期)のも特色のひとつ。

2. ウィルソン 〜豊富なラインアップとクセのない打球感〜
 ウィルソンは、特にラケットのバリエーションが多いメーカーである。 王者の血脈プロスタッフを筆頭に、パワーとスピンのバーン、競技者御用達のしなるブレード、 ボレーヤー向けウルトラスペックのウルトラなど、豊富なラインナップから自分にあった一本を探すことができるだろう。 他にも、厚ラケ、デカラケの種類が多いのも特徴。全体的に乾いたクセのない打球感のラケットが多いように感じる。

3. ヘッド 〜最新素材を使用する競技系ラケット〜
ヘッドは、ジョコビッチとマレーのイメージ通り、競技力の高いモデルが揃っている印象。モデルチェンジのたびに最新の素材を搭載し、それを活かしている。 ウィルソンに続きラインナップが豊富なのも特徴。打った感じとしては金属的で硬質、独特の球を持つ感じのあるラケットが多い印象。



4. プリンス 〜高性能カーボンを搭載した気持ちのいい打球感〜
プリンスのラケットにはテキストリームというスウェーデン製の高性能カーボン素材が使用されている。 その恩恵で、シャフトがしなってボールを持つのに、ボールがよく飛ぶという相反する要素を兼ね備えることを可能にしている。 また、O3というグロメットではなく大きな穴にストリングを通す構造も特徴的で、スイートエリアが広くガットがボールをよく掴む。  全体的に歯切れのいい弾きのいいモデルが多い。O3のラケットは柔らかくガットがたわむ。

5. テクニファイバー 〜ストリングメーカーが作るクセのないラケット〜
テクニファイバーはもともとストリングメーカーであるが、最近ではラケットも多くの若手選手に使われており、勢いのあるメーカーと言える。 グロメットにガットを張りやすいように細かい工夫がなされているのも、ストリングメーカーならでは。適度にしなるクセのない扱いやすいラケットという印象。

前編と後編合わせて、様々なメーカーを紹介してきた。お気に入りは見つかっただろうか? ラケット選びの際に参考にしていただけると嬉しい