グリップサイズ考察〜あなたに合うのは何番?〜

テニスラケットを購入する時に、必ず選ぶのがグリップサイズである。 グリップは体とラケットにおいて唯一の接点である。 人間の手の感覚はとても繊細で、サイズごとに外周ほんの数ミリの差ではあるが大きな違いを感じ取れるだろう。 グリップサイズはプレーにとても大きな影響を与える。 細い太いでどのような違いがあるのか、どのような人にどのようなグリップサイズが合うのかを考察していく。

■ 人それぞれ感じる太さは違う。
手の大きさと感覚によってグリップサイズの細い、太いは違ってくる。 例えば、手の大きい人は2番を細く感じるかもしれないし、小さい人は太く感じるかもしれない。 また、感覚の違いもまた然りである。 これらを前提として話を進めていきたい。



■ 手首のスナップをきかせやすい細いグリップ。
グリップが細いと、ラケットをムチのように扱える感覚が強くなる。 瞬間的な握り込みで力を入れやすいので、ラケット面を素早く返しやすい。 特に、フォアハンドやサーブでスナップの効かせやすさを感じ取ることができるだろう。 手首をしなやかに使ってスイングスピードを上げたい人に細いグリップはお勧めである。 悪く言えば、手首がグラグラする感覚もあるだろう。

■ 手首を固定しやすい太いグリップ。
グリップが太いと、手首を固定しやすい。 細いグリップに比べて、瞬間的な握り込みで力を入れにくいので、ずっと一定の握力で握っているイメージが強くなる。 そのため、インパクトの時にラケット面を安定させやすい。 逆に、スナップはきかせにくくなる。 面のぶれない安心感が欲しい人にお勧めである。



ここまで書くと、細いグリップは威力重視で、太いグリップは安定重視という印象を受けるかもしれない。 しかし、それは人によって違う。  細いグリップを使うことで、スピン量が増して安定感が出る人もいれば、太いグリップの方が握りやすくて威力が上がる人もいる。 こればかりは人それぞれ異なるとしか言えない。
細めや太めを色々試してみて、しっくりくるものがいいだろう。 簡易的な方法としては、元グリのまま打ってみたり、オーバーグリップを2枚まきにしてみたりするというものがある。 次に購入するラケットのグリップサイズ選びの時に参考にしてほしい。