ハードコート全国大会の予選はこれでいいのか

日本では1年間にジュニアの全国大会が11大会開かれています。
そのうちハードコートの大会は3大会。オムニが7で、クレーが1。
ちなみに、国内開催のジュニア国際大会の内訳はハード4、オムニ1、クレー1。
ハードコートの全国大会が相対的に少ない現状にあります。

しかも都道府県予選から全国大会まで一貫してハードコートで行われる大会はありません。 日本テニス協会が2013年に発表した、テニ人口等環境実態調査報告書によれば日本におけるオムニコートの割合は 49.5%と約半数を占めている一方で、ハードコートは20.4%となっていることから、 一貫してハードコートで行うことが難しい現状があります。



しかし、ITFジュニアでは1年間で行われる大会のうち54.4%(284/522)がハードコートであり、 ATPと男子ITFの試合では46%(401/870)、WTAと女子ITFの試合では40.2%(255/634)と 世界に目を向けるとハードコートの大会が多いのです。

貴重なハードコートの全国大会、とりわけ注目度の高い全日本ジュニアでは世界を見据えるジュニア選手が多く出場します。 都道府県から世界までの道のりを考えた場合、その過程である予選もハードコートで行われるべきではないでしょうか。



オムニコートで行われる全国大会が一部の例外を除き予選となる大会からオムニでコートで試合を行っていることを踏まえますと、 より一層その必要性があるように感じます。

年齢的な球速の問題や天候による試合運営など他にも開催にあたり多くの留意すべき点があるとは思いますが、 今後の日本テニスがプロの活躍でより活性化することを目指すならば、こ ういった点にも注目していく必要があると思います。