横浜慶應チャレンジャーコラボ企画 〜慶應義塾大学体育会庭球部にインタビュー!第三回〜

ついに慶應義塾大学体育会庭球部とのコラボ企画も最終回。 横浜慶應チャレンジャーの今とこれから、ニッチなトークが続きます。



今大会の新システム

冨田:何かこれだけはアピールしておきたいということがあれば是非。


原:横浜慶應チャレンジャーではグランドスラムに出場しているような選手たちが来て、観客は実際に試合を見ることができます。今大会ではウィンブルドンやグランドスラムでやっている観客向けのサービスを、質は資金の関係で落ちますが、IBMさんと共同で取り入れようとしていますので、そのあたりもぜひ注目していただければと思います。


日下部:そのプロジェクトは本当に他の大会では見られないものなのでアピールしていただきたいです。


冨田:それはどういったきっかけでIBMと繋がったのですか?


原:きっかけは私たちの監督で坂井というものがいて、解説でグランドスラムに行っているときにIBMの岡田さんという方に出会ったことです。何かコラボレーションできることがないかという話になったのと、あと岡田さんのIBMとSDMの研究所がコラボレーションしていて、その三社が合わさって今回の横浜慶應チャレンジャー企画に至りました。
グランドスラムから繋がっていると言うことが私たちのチャレンジャーのこだわりです。
卒業した上杉が今プロ一年目でやっていて、初年度から三年連続グランドスラムに出ている選手とワイルドカードで試合ができて、勝つことができて自信を持ってプロに挑戦できたりだとか。グランドスラムと一年に一度物差しがくると言うことが大きいかなと思います。観客の方々にもグランドスラムで行われているサービスを味わっていただければなと思います。


冨田:具体的な内容はお楽しみということで…


原:まだ予定段階なのですがやりたいことは2つで。グランドスラムのページでスタッツなどのデータが出てくるようなものを、何かチャレンジャー仕様で観客の人にテニスをより面白く知ってもらう工夫をお互いに仕掛けていたり、あとAIを使った取り組みなどをIBMさんと考えていて、観客の撮った写真を利用して大会の盛り上がった場面はここですみたいなそういうのが伝えられたりとか。IBMのスタッツ、チャット。AIが1つキーかもしれません。


日下部:横浜市とIBMのプロジェクトというのは先ほど僕の言った土台の部分であって、もっと良くなっていければいいなと思います。



チャレンジャーもどんどん変わっていく

冨田:今村さんは昨年もワイルドカードで出場していますよね。


今村:そうですね、プロと試合ができたいい機会でした。


日下部:でもそんな凄い選手たちと試合出来ることって本当になくて、これからどんどん減って行くので。ワイルドカードの本数も減っていっていますし。


冨田:そうなのですか?


日下部:そもそも予選も4本しかなくて。


冨田:そうですよね。やっぱりチャレンジャー自体のドローが結構変わったということですか?


日下部:ハイ


冨田:じゃあ今年の横浜慶應チャレンジャーもあのドローの大きさで…


日下部:そうです。全部アレです。大会日数も2日間減ります。
それも出にくくなった。今までフューチャーズに出てた選手たちがチャレンジャーの予選に…そこになんとか出場していたというのがあったのですが、今年はそれがないので。


冨田:確かに、そうですね。


日下部:ほら、今村とかさ、他になんか横浜慶應チャレンジャーの魅力あるでしょ。


今村:やっぱり明るいなと思います。選手紹介とか朝してるじゃないですか。他はあんまりそういうのないし。


日下部:選手総会で英語喋れる奴が紹介しています。


今村:アットホームな感じがいいなと思います。


林:世界への登竜門というフレーズで呼ばれていて。例えばボルナチョリッチは18の頃に横浜慶應チャレンジャーに出場してグランドスラムに出場したり。鄭現も全豪オープンで。エドマンドも。
一昨年は杉田さんが横浜慶應チャレンジャーで優勝して、そこからうなぎのぼりで上がっていって。横浜慶應チャレンジャーで優勝したことをきっかけに日本人初のチャレンジャー大会2連覇に輝いた。そのようなキャリアを伸ばしていかれて。自分たちが作り上げた大会から出てきた選手がさらにレベルアップしていくのを見るのも1つの私たちの楽しみ、やりがいに感じています。


日下部:国でチャレンジャー大会を開催するのがものすごく大事という話に付け加えて。去年も内山さんが慶應チャレンジャーで優勝されて、準優勝者が伊藤竜馬さんで。兵庫チャレンジャーの優勝者が伊藤竜馬さんで、準優勝が内山さん。
一昨年も杉田さんが優勝したりだとか、外国人の選手が優勝することもあるのですが、日本人の活躍できる機会でもあるので国内チャレンジャーを開催するのは大事であると。
あとはグッズもいいものが販売されるので、ぜひ注目していただきたいです。

林:あと広報の点でいえば。今年は岡崎さんの意見も取り入れて、ターゲットを分けてそれぞれに目を引くようなデザインのポスターを数種類作ったり、パンフレットも内容を充実させて視覚的なデザインもクオリティを上げることに力を入れていて。
今年は会場設置物の点でも、審判台の横にアクリル板(サイドバナー)を取り付けて会場の雰囲気を盛り上げたいと考えています。外からの見え方のクオリティを上げた大会価値を上げようとするとする取り組みを行っています。



横浜慶應チャレンジャーに関するインタビューは今回で終了。 次回からは慶應を代表する選手である、羽澤・今村両選手に行ったQ&Aをお送りする。



協力
原荘太郎 :慶應義塾大学庭球部 ヘッドコーチ
日下部健吾:慶應義塾大学体育会庭球部3年
林優太朗 :慶應義塾大学体育会庭球部3年
今村昌倫 :慶應義塾大学体育会庭球部2年

インタビュー
冨田大貴・岡崎恵大